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富村将之ブログ

アメリカの相続税ってそんなに日本と違うの⁈

税理士の富村です。今日は日本とアメリカの相続税の大きな違いについてお話ししましょう。

まず一番違うのは税金がかからないとされる基礎控除額です。ちなみに日本では3000万円ですがアメリカではなんと1000万ドル≒11億円です。以前は500万ドル≒5億円でしたが、トランプ政権時に引き上げられました。

これならアメリカンドリームをかなえれば、子孫代々裕福な生活が送れそうですね。

しかも日本の相続税の最高税率が55%であるのに対し、アメリカでは40%です。

アメリカではごく一部の人しか相続税を支払わなくて済むのに日本では亡くなった人の8.3%の遺族が支払っています。アメリカでは亡くなった本人に課税されます。

いずれにせよ日本では財を築いても代を重ねるごとに目減りして再分配される縮図なんですね~