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富村将之ブログ

JRA不正受給問題の真相に迫る

jra 不正受給一覧

税理士の富村です。JRAの調教助手等による不正受給問題は別の次元の展開を迎えようとしています。調教助手等に続いて調教師とジョッキーの不正受がの相当数に渡ることが内部調査で判明したのですが、調教師とジョッキーの大半は個人が受け取れる上限の100万円ではなく、法人が受け取れる200万円を受け取っていました。彼らは個人事業者にも関わらずです。

個人で受け取るためには形式的に前年の確定申告書等を添付しないといけないのですが、

確定申告書別表一の控えには収受日付印が押印(税務署においてe-Taxにより申告した場合は、受付日時が印字)されていること(ご自宅からのe-Taxによる申告の場合は、「受信通知(メール詳細)」を添付すること)が必要です。

※「受信通知(メール詳細)」及び「申告データ(確定申告書別表一等)」の確認方法について詳細はこちら。

【例外】 収受日付印又は「受信通知(メール詳細)」のいずれも存在しない場合には、税理士による署名又は記名押印がなされた、対象月の属する事業年度の直前の事業年度の確定申告で申告した又は申告予定の月次の事業収入を証明する書類(様式自由)を提出することで代替することができます

この例外を使って税理士の署名押印で申請したことが考えられ、偽装と考えられます。

つまり本人は詐欺 税理士も詐欺ないし詐欺ほう助にあたると考えられます。

とにかくこれは大問題だということを特にテレビはあまり報じませんね。やはりCMの大口スポンサーであるJRAには逆らえないのでしょうね。