富村将之ブログ
退場させられる中小企業
税理士の富村です。
色々給付金や補助金、助成金の申請が始まっているが、経済の最前線を見ている税理士としてこの程度のサポートではとてもじゃないが自営業者や零細、中小企業の相当数が廃業、倒産に追い込まれるのは間違いない。
事業承継どころではない。もともと後継者問題で事業継続の選択を迫られていた経営者はこれを機に廃業へと突っ走るであろう。返済ままならない借入を増やしてまで後継者にいばらの道を歩ませる選択をすることを望むだろうか?
現在約300万事業所が存在するが、バブル前は400万事業所があり、既に100万事業所がここ30年で消滅した。
後継者不足に悩む事業所は40パーセントを超えており、判断を迫られてきたが、コロナがトリガーを引く皮肉な結果となりそうだ。
ゾンビ企業はこの際潰してしまえみたいなことを言ってる政府関係者がいるとある政治家が発言して話題を呼んだが、今の対策では優良中小企業まで道連れになるのは目に見えて明らかになってきた。
国会の中でやいのやいのやる前に国会議員や地方議員の先生方東日本大震災の時のように現地に視察に行かれてはいかがですか?
何やってんだって怒られるのが怖いですか?
生きるか死ぬかの瀬戸際の必死の叫びを聞いてなお、こんな対応で良くやってる何て言えますかね?
一部の国会議員の先生方は良くご対応して頂いていますが、まだまだ足りません。後手後手ばっかりで後出しでは間に合わないんですよ。
倒産が加速してきました。
こんなところでつぶやいていても仕方ないと思われるかも知れませんがこれを読んで頂いている議員の先生も何人もおられます。
いくつか意見を政府に上げて頂いております。
国民を見捨てないでください。
切に切にお願いいたします