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富村将之ブログ

野良(のら)渡り

税理士の富村です。

私の田舎の長野県白馬村では雪が相当積もるんですが、子供の時学校へ行くのに新雪&吹雪だと2時間くらいかかりました。何せ森の中の一軒家だったので道が雪で埋もれてしまうからですが、雪がやんでお昼間に日光が当たると次の日の朝は全く条件が変わります。

太陽光が積もった雪の表面を溶かし朝は氷点下10度近くになることも多く、そうなると積もった雪の表面に薄い氷が張った状態になり小学生ぐらいの体重では全く雪に沈まなくなるのです。いわばちょっとしたスケート場みたいになるんですね。

お陰で学校まで田んぼも畑も雪に埋もれてますので直進的にまっすぐ歩いて(坂道はお尻で滑って)行けちゃうわけです。これを「野良渡り」と呼んでいたと思います。

京都では考えられない登校風景ですよね。今ではそんな状況になっていたとしても増えすぎた体重がそんな体験はさせてくれませんが(笑)