富村将之ブログ
ノコギリクワガタ
子供の頃、森の中の一軒家というのはさびしい反面いいことも・・・
長野の白馬の家には真っ白な壁があって、夜になったら灯光器で壁一面を照らし一時間ほど経ってから壁を見に行くと
いるわいるわ たくさんの「クワガタ」(京都では「げんじ」といいます)
特に大きいミヤマクワガタは大人の親指と人差し指を広げたくらいの大きさです。
ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタ、コクワガタ、etc・・・
たまにかぶとむし。オオクワガタはさすがにめったにお目にかかれません。
でも大概取れるのはミヤマクワガタでノコギリクワガタのあの独特のくっと曲がったハサミに憧れていたものでした。
本来の実家のある京都の高島屋に行ったとき屋上のペットショップでミヤマクワガタがとっても高い金額で売られているのを知ってびっくりしたのを覚えています。ノコギリはあまり高くありませんでした。
「都会ではノコギリよりミヤマが高いんだ・・・。」
それからはミヤマの大きいのを見つけては少しリッチな気分に。
京都に帰ってきて子供を連れて京都の山奥に出かけたときカブトムシを見つけて、「おっ!これは子供が喜ぶ」と思い、早速子供に見せに行くと嫁と3人の子供はぎゃあぎゃあと逃げまくり・・・
なんで?
どうやらカブトムシやクワガタを触ったことがない子供にとってはゴキブリと同じ存在らしい。
野生児と言われた私の子供は都会の子供だったのね。
京都で税理士やってる場合じゃないな。たまにはアウトドア行かないと・・・