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「※このメールは読んだ後削除すること」←データフォレンジックで見つかります。

 

こんにちは。富村亮超(りょうたつ)です。今日はフォレンジックと株式会社オルツの話です。

 

「※なお、このメールは読んだ後削除すること」

よくドラマで見ませんか。

これ、実際に不正事例であります。

 

会計不正の第三者委員会調査報告書を読んでいると、出てきます。

(一応、公表されている報告書ですのでリンク貼ってもいいとは思うのですが、やめておきます)

 

メール、消すのはいいんですが

それ、見つかります。

 

データフォレンジック

データフォレンジックという言葉をご存じでしょうか。

【解説】フォレンジック調査とは?意味や定義・具体的な調査のやり方|サイバーセキュリティ.com

 

ざっくりまとめると、データを復元して調査する手法のことです。 (ちょっと意訳)

不正調査の過程で削除されたメールを復元していると、ほんとに出てくるんです。

「このメールは読んだ後、削除してください。」

 

今巷で騒ぎとなっている、株式会社オルツの循環取引不正を、採用されてからいち早く内部で発見した会計士の方は、大手海外ファームのフォレンジックを専門にされていた方だそうです。

いわゆる不正調査のプロを身内に登用して、何を目論んでいたのでしょうかといったところで。

 

一周回って物理

漫画スパイ×ファミリーの時代は、メールとか無いので手紙を物理的に燃やしてましたが

本当にやばいときは一周回って物理が強いみたいなこと最近よく聞きますね。

ウイルス感染したときサーバーの電源ひっこぬく、みたいなのも正攻法らしいです。

こういう「結局、物理が最強な話」、もっと知りたいので教えてください。

 

icloudとかgoogleドライブに入れてる写真より、印刷した写真の方が実際には強固なんだろうなと薄々思う日々です。

 

 

富村亮超(りょうたつ)